社員インタビュー04
INTERVIEW

上から見下ろした市場で働く人々と並んだ鮪の様子
建物外にて経営管理部の脇口祐子さん、正面から撮影

04

Yuko Wakiguchi
経営管理部 2010年入社

熊野の自然に呼ばれる

私は大阪出身で、那智勝浦町や、水産業界とは全く無縁の生活を送ってきました。

身近に心の病を抱えた人がいたこともあり、米国の4年生大学へ進学し、心理学を専攻しました。学ぶうちに、人間の心の病を救うのには「自然の力」が欠かせないと感じる様になり、農業や水産業に興味を持つ様になりました。そこで脇口水産との出会いがありました。

当時の会社のHPに、「技術によって魚価を安定させ、漁師の生活を守る」という代表の脇口の信念が書かれていました。既存の水産業界の常識にとらわれず、新しい流通の形を築き、「漁師、仲買人、お客様にとっての三方よし」を実現するという明確なビジョンに共感し、可能性を強く感じました。

入社当時は、事務の仕事以外に、市場でのマグロの販売業務などを行ったり、現場仕事の大変さや、実際のマグロの重み、マグロに対する知識を学ばせて頂きました、仲間と信頼関係を築き、チームで目標達成する喜びについても経験させて頂きました。今思うのは、一人の力は微力で、実現できることはほんのわずかに過ぎないということです。チームが一致団結し、組織として機能して初めて、成果は何倍にも大きくなります。仲間を信頼し、委ね合い、組織の進む方向にベクトルを合わせて自分の役割に徹することが会社への貢献であると気付かせて頂きました。

脇口祐子さんの自然に囲まれた様子

弊社で働く魅力とは

大企業と違って、経営幹部との距離が近いことは大きな魅力だと思います。
若手の意見も取り入れてもらえる土壌があり、提案すればどんどんチャレンジさせてもらえる環境があります。会社の未来を創る一員であるという自覚をもって働くことは大変やりがいを感じます。

また弊社では、日常の仕事以外に、現在日本が抱える資源管理の問題や、国連機関と正式なパートナーシップ協定を結んだ海外支援事業にも取り組んでいます。会社の社会的存在意義を感じ、社員であることに誇りを持って働いています。

脇口祐子さんの様子の会社の同僚との様子

最後に

移り住んでから知ったことですが、この那智勝浦町のある熊野地方には、神々が山深くに鎮座する、大変力のある土地だということがわかりました。熊野は「行く」場所ではなく、「呼ばれる」場所なのだと言われています。

美しくきらめく海、真っ青な空。美味しい空気と新鮮な野菜や果物。
市場に揚がって来てくれる素晴らしいマグロたち。

熊野の自然に呼ばれ、沢山の恵みを受け、健康で充実した人生をここで送ることが出来ていることに心から感謝しています。

脇口祐子さんの会社の同僚との様子

ある1日のスケジュール

8:00
出社 事務所の掃除や花壇への水やり
   メールチェック
9:00
事務作業 郵便物の仕分けや、送付書類の内容確認、対応
10:30
銀行へ 経費の支払いや各種手続き
11:00
社内ミーティング
12:00
昼食
13:00
事務作業 入社社員の保険加入手続き、
     労働保険の申告
     求人票やHP文章作成など
15:00
来客対応 スリッパ準備、お茶出しなど
16:00
業務センターへ 事務用品や備品の購入
17:00
退社 事務所の戸締り
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